・どのように児童生徒の自己肯定感を高める関りをすればよいのか知ることが出来ます。
・自己肯定感の必要性やメリットデメリットもお伝えします。
・予測不能と言われる今後の社会で生き抜くため、なぜその前提として自己肯定感やウェルビーイングを育む必要があるのかを講義します。
昨年は、アンケート回答者の全員から「今後のこどもたちへの接し方に、より自信を持てるようになったか」に肯定的回答をいただけました。
実施日時
2022年8月6日(土) 11:20 – 12:20
プログラム紹介
予測不能と言われる今後の社会で生き抜くため、特に個の力を育む様々な教育が台頭しています。しかし、その前提として、自尊感情と自己肯定感が生きる力の土台となることを知る必要があります。変化の激しい社会で様々な人生の壁にぶつかっても乗り越えていける力となるからです。
そして、様々な能力を身につけるからこそ、それを治め、社会平和のために活かしていける人間性、道徳心は益々必要となるのではないでしょうか。むしろ、これらを身につけることで、卓越したグローバルスキルがなくても、幸福感をもって持続的に生活できます。
そもそも、やはり自分の価値を認め、健全な心を持っていれば、レジリエンスが強く、不登校、ひきこもり、いじめ、うつになりにくくなる。そして、相手を尊ぶ人間性を持っていれば、今後の学校や社会で問題行動を起こすことはありません。
こうしたことを一緒に考えながら、子どもたちのためだけでなく、本質的な教育の価値、教育者としてのビジョンや誇り・やりがいも改めて確認していける時間となることを願っています。
登壇者
- 越智創 様(NPO法人日本ピーススマイル協会 代表理事)
- 片山透 様(NPO法人日本ピーススマイル協会 理事)
参加者へのメッセージ
個別最適化というけれども、大切な児童生徒たちが社会に出てから本当に必要な力が何かということを考えると、結果として「自分自身」とその個性に自己肯定感や自信を強く持てることが前提となります。これからの社会に向けて子どもたちに何を提供したらいいのか、一緒に考え、実感していただきたいと思っています。