▼こんな人にオススメ
・正解のない課題に対して対話や学びを深めるための問いづくりに悩んでいる人
・問いの事例だけでなく構造的な問いのつくり方を知りたい人
本プログラムは、主体的・対話的な学びの場を設計する上で重要な「問い」を構造的にデザインするポイントについて、ワークショップ形式で学びます。問いづくり体験も含まれますので、文字入力がしやすい端末で、ぜひご参加ください。
実施日時
2022年8月6日(土) 16:00 – 17:00
プログラム紹介
▼プログラムの流れ
・問いとは何か?問いの定義と機能を整理する
・機能する問いと機能しない問いの差とは?
・問いづくり演習「思考する領域を意識した問いづくり」
▼プログラム紹介
これまでの教育は過去の正解を覚えることが優先され、学習者は「問いに答える」ことばかりを求められてきましたし、教育者も「正解のある問い」をつくるための実践ばかりでした。
しかし、現代社会は変化のスピードが速く、情報量も膨大で、間違った「問い」の設定をしてしまうと間違った「正解(答え)」しか導くことができませんし、そもそも昨日の正解が今日も正解である保証はありません。
問いをつくる「問う力」とは、何か課題にぶつかったときに、その本質を見極めて解決策を引き出せる可能性が高まるスキルです。地域や世代によって違う”さまざまな答え”を、多様な視点で見出し、比較検証し、アップデートし続けるためには、一人一人が問いをつくり出せるスキルを身につけることが必要です。
一方で、授業のディスカッションで教員のつくった問いに対する学習者の回答が曖昧で解像度の荒い対話になったり、そもそも対話が始まらない…という経験をされた先生も多いのではないでしょうか?
そこで本プログラムは
・なぜ私たちは「問う力」が必要なのか
・問いの機能と効果とは
・問いづくりのポイント~思考する領域を意識した問いづくり
といったことを学び、皆さんの現場で機能する問いがつくれるきっかけを提供したいと考えています。
プログラムの後半では実際にワークの時間をもうけ、その場で参加いただいたみなさんの回答にフィードバックしていきます。この機会にぜひ「問う力」について学び・体験してみませんか?
登壇者
- 井澤友郭 様(こども国連環境会議推進協会 事務局長)
参加者へのメッセージ
「問い」づくりは勘やセンス、経験だけに左右されるものではありません。先生方一人一人の現場にあった「問い」のつくり方や、生徒自身が「問い」を立てることに悩んでいる方は、ぜひご参加ください!