「弓削高校魅力化プロジェクト」は、生徒減少による廃校の危機にある愛媛県立弓削高等学校で、魅力的な学校づくりを進めることで生徒数を回復させ、それによって地域活性化にも貢献しようという2017年に始まった取り組みです。「高校魅力化」「地域に開かれた学校」「離島の学校」「総合的な探究の時間」といったキーワードに関心のある方には面白がっていただける内容だと思います!
実施日時
2022年8月7日(日) 10:00 – 11:00
プログラム紹介
本プログラムを通して、愛媛県と広島県の県境にある上島町にある唯一の県立高校、弓削高等学校で2017年に始まった「弓削高校魅力化プロジェクト」の5年の歩みを振り返りながら、小規模公立高校の生徒募集や地域と学校の関係性づくり、未来を見据えた授業づくりなどのテーマについて参加者の皆さんとともに対話できればと考えています。
本プログラムは、二部構成になっています。第一部の講義パートでは、弓削高校魅力化プロジェクトの概要と、弓削高校と弓削高校が位置する上島町がそれぞれ抱える課題についてお話します。高校魅力化に関わらず、自律的・探究的な学びをコンセプトにした学校が地方に増えたり、教科教育では測れない非認知能力の重要性が再発見されたりする中で、地域と学校の協働への関心は高まっています。
第二部の対話パートでは、ブレイクアウトルームを使って、教員や学校行政が抱える「学校内での学びに関する問い」、公営塾や行政、地域が抱える「学校外の学びに関する問い」をそれぞれ登壇者から参加者の皆さんに提起させていただき、参加者の皆さんも交えて、その問いに関する対話を進めます。弓削高校魅力化プロジェクトをモデルケースとして、皆さんの学校や組織、事業にも持ち帰れる発見や学びが得られるような対話の時間を作れればと思います。
登壇者
- 雫石まどか 先生(ゆめしま未来塾講師)
- 来住美里 先生(ゆめしま未来塾講師)
- 越智雅之 先生(愛媛県立弓削高等学校教員)
- 石丸隆祥 先生(愛媛県立弓削高等学校教員)
参加者へのメッセージ
はじめまして!愛媛県立弓削高校の公営塾『ゆめしま未来塾』で地域おこし協力隊として活動しています雫石まどかと申します。人口約6200人の離島の町からこんなに大きなイベントに参加させてもらえることになり少し緊張していますが、高校魅力化や地域教育の在り方について、全国からお集まりの皆さんと一緒に考え、対話できることを楽しみにしています。よろしくお願いします。