学校の空き教室や地域の空きスペースを活用した、ミュージアムの学習プログラムの可能性についてご紹介いたします。空きスペースを活用することで、従来の教育というカテゴリーにとどまらず、自らの学びを促す課題解決型のプログラムや、多様な人材が関わる総合的なプログラムなどを開発・実施することができます。空きスペースを学習プログラムの実践の場として利活用する活動方法について、みなさんと考えていきます。
実施日時
2023年8月20日(日) 12:50 – 14:00
プログラム紹介
国立科学博物館とトータルメディア開発研究所では、サイエンスコミュニケーションを活用したミュージアムの学習プログラムの可能性についての共同研究を行っています。
地域の特徴を活かしたオリジナルの学習プログラムを開発し、街の空きスペースや学校の空き教室を使って学びを探究するラーニングラボラトリ―の実践についても研究をはじめました。ラーニングラボラトリーでは、さまざまな立場の人たちが関わり学習プログラムを開発し、地域の学生にも協力いただき学習プログラムを組み立てていきます。また地元企業にも協力・協賛いただくことで、学習の場からまちの賑わい創出につながっていくことを目指しています。今回は、学習プログラムを軸に長期的な人材育成とコミュニティ創出を行い、最終的にはまちづくりにもつながるしくみについてご紹介します。
登壇者
国立科学博物館
トータルメディア開発研究所
共同研究チーム
参加者へのメッセージ
学校だけではできない「学びの場」の作り方や、それらを社会にコミットメントする方法についてみなさんと共有したいと考えています。いただいたご意見を今後の研究課題に反映し、学習プログラムのコンテンツや手法についてつなげていく場にしていきたいと思います。