【ブース】ミュージアムコミュニケーションの最前線

国立科学博物館とトータルメディア開発研究所は「総合知を考えるサイエンスコミュニケーション活動」について研究を重ねています。科学系博物館におけるサイエンスコミュニケーション活動は、学校教育で活用できる次世代の総合的な学習の時間や探究的学習を補完する「新たな展開例」と考えています。本ブースでは、科学館・博物館利用の基本的情報と教育プログラムの実践例をご紹介いたします。

ブース場所

1階

ブース概要

国立科学博物館とトータルメディア開発研究所の共同研究では、理性と感性の両面から物事を観察する「ダ・ヴィンチ講座」を立ち上げました。物事に対し「理性と感性」の両面からアプローチし、多様な考え方に触れ創造力を高める重要性について、講座を通して検証しています。講座では、進行するサイエンスコミュニケーターが、参加者の興味に寄り添い探求の芽を育む問いかけを繰り返し、創造の世界まで誘うような気づきを得るプログラムを構築しています。サイエンスをクリエイティブに表現することを目的とした講座の実施によって、子どもたちの探究心、自制心、創造力の変化に触れていくことができます。これからの科学館・博物館の教育プログラムは、館で過ごす時間だけではなく、学校教育のさまざまなシーンで活用され、豊かな教育文化を形成していくと考えており、科学館・博物館の最新の活用法についてご紹介いたします。

実施者

国立科学博物館・トータルメディア開発研究所 共同研究チーム

参加者へのメッセージ

科学館や博物館は普段ご利用になりますか?私たちも皆様同様、日々子どもたちの成長について考え、さまざまな教育普及事業に取り組んでおります。今回の出展を機会に、みなさまと一緒に教育を考え、プログラムに反映し、サイエンスコミュニケーションをより良いものにしたいと考えております。ぜひご意見をお聞かせください。