「テクノロジー」は私たちの社会や生活に変化をもたらしてきました。歴史的に見ても、「テクノロジー」の発展は人類の発展と強く関係していると言えます。今日においては、新型コロナウイルスの世界的流行が情報通信技術の社会的浸透という点においても社会的インパクトをもたらしました。情報通信技術の進歩と社会への浸透は「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の機運を高め、もはや情報社会の進展、テクノロジーの発展を止めることはできないでしょう。この機運の高まりは学校教育にも影響を及ぼします。本プログラムでは、デジタル時代の教育SHIFTについて、学校DXを軸に考えます。
今回はスタンフォード大学の高校”stanford online”校長の星友啓先生をお迎えします。8月1日に行われた赤堀侃司先生と平井聡一郎先生による講演の内容を基にしながら、デジタル時代の学校DXを創造するためにローカルからグローバルまで多様な観点から議論を深めます。
本プログラムはオンラインでも同時配信を実施し、未来の先生フォーラムMEMBERSにて見逃し配信が行われます。
実施日時
2023年8月19日(土) 10:30 – 11:40
出演者
赤堀侃司先生(一般社団法人ICT CONNECT 21会長)
平井聡一郎先生(合同会社未来教育デザイン CEO )
星友啓先生(スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長、哲学博士)
※オンラインでのご出演です。
共催
本プログラムは明治図書出版株式会社と共催で実施します。
出演者プロフィール
・赤堀侃司 先生(一般社団法人ICT CONNECT 21会長)
東京工業大学大学院修了後、静岡県高等学校教諭、東京学芸大学講師・助教授、東京工業大学助教授・教授、白鷗大学教授・教育学部長を経て、現在、(一社)ICT CONNECT 21会長、(一社)日本教育情報化振興会名誉会長、東京工業大学名誉教授、工学博士など。専門は、教育工学。最近の主な著書は、「プログラミング教育の考え方とすぐに使える教材集」(ジャムハウス、2018)、「AI時代を生きる子どもたちの資質・能力」(ジャムハウス、2019)、「オンライン学習・授業のデザインと実践」(ジャムハウス、2020)、「AIと人間の学び」(ジャムハウス、2022)、「STEAM教育と俯瞰力」(ジャムハウス、2023)など。
・平井聡一郎(合同会社未来教育デザイン CEO )
茨城県公立小中学校、総和町、茨城県、古河市教育委員会指導主事を経て2017年より現職。合同会社未来教育デザイン代表社員、南牧村教育CIO他,自治体、私学、教育関係企業のICTアドバイザー、茨城大学教育学部非常勤講師、経済産業省産業構造審議会臨時委員、文部科学省教育情報化専門家会議委員、総務省地域情報化アドバイザー、デジタル推進委員など歴任。
・星友啓先生(スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長、哲学博士)
スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長、哲学博士、EdTechコンサルタント。1977年東京生まれ。2001年 東京大学文学部思想文化学科哲学専修課程卒業。2002年より渡米、Texas A&M大学哲学修士修了。2008年、スタンフォード大学哲学博士修了後、同大学哲学部講師として論理学で教鞭をとりながら、スタンフォード・オンラインハイスクールスタートアッププロジェクトに参加。2016年より校長に就任。現職の傍ら、哲学、論理学、リーダーシップの講義活動や、米国、アジアに向けて教育及び教育関連テクノロジー(EdTech)のコンサルティングにも取り組む。著書に『スタンフォード式 生き抜く力』(ダイヤモンド社)、『スタンフォードが中高生に教えていること』(SB新書)、『脳科学が明かした!結果が出る最強の勉強法』(光文社)、『全米トップ校が教える自己肯定感の育て方』(朝日新書)、『子どもの「考える力を伸ばす」教科書』(大和書房)がある。